EY新日本「Entrepreneurial Winning Women」とは?女性起業家が知っておきたい会社経営の教科書2026年版
「私には関係ない話」と思っていたけれど、違った
少し前のことになりますが、わたしがEY新日本有限責任監査法人の「Entrepreneurial Winning Women(アントレプレナリアル・ウィニング・ウィメン)」というプログラムの存在を知ったとき、正直最初に思ったのは「なんか大きな話だな…わたしには関係ないかも」という感覚でした。
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でも、調べれば調べるほど、これは女性起業家、または起業を志す女性にとって、知っておく価値がある情報だと感じ始めました。そして今、みのりの読者さんにも届けたいと思って、この記事を書いています。
あなたは今、起業に憧れながらも「私にはスキルがない」「実績がない」「何から始めればいいかわからない」という言葉がぐるぐるしていませんか?そうであれば、ぜひ最後まで読んでみてください。会社経営や起業の世界が、少し身近に感じられるはずです。
EY新日本有限責任監査法人とは?まず基礎から押さえておこう
「EY新日本有限責任監査法人」という名前を聞いたことはあるでしょうか。EYとはErnst & Young(アーンスト・アンド・ヤング)の略称で、世界150カ国以上に展開するグローバルな専門家集団です。監査・税務・コンサルティング・アドバイザリーといった分野で、多くの企業や個人起業家を支援しています。
日本ではEY新日本有限責任監査法人がその主要メンバーファームとして機能しており、大手企業への監査サービスだけでなく、近年は女性起業家支援やスタートアップ支援にも力を入れています。その代表的な取り組みのひとつが「Entrepreneurial Winning Women(EWW)」プログラムです。
Entrepreneurial Winning Women(EWW)とはどんなプログラム?
EY(アーンスト・アンド・ヤング)が主導するこのプログラムは、高い成長ポテンシャルを持つ女性起業家を対象に、次のステージへと飛躍するための支援を行うことを目的としています。2010年にアメリカでスタートし、その後アジア太平洋地域を含む世界各国に展開されてきたプログラムです。
日本においては、EYジャパンが中心となって運営されており、選ばれた女性起業家たちがグローバルなネットワークや専門的な知識にアクセスできる機会を得られる仕組みになっています。参加者はEYのプロフェッショナルたちからのアドバイスを受けながら、ビジネスの成長戦略を磨いていきます。
わたしがこのプログラムで特に注目したのは、「お金の使い方」「資金調達」「コーポレートガバナンス(企業統治)」といった、現場の女性起業家が意外と後回しにしがちな経営の核心部分を、丁寧に扱っている点です。
女性起業家が「会社経営の教科書」として知っておくべき視点
EWWのようなプログラムが示してくれるのは、起業の「気持ち」や「方向性」だけではありません。実際に会社を経営するうえで必要な、具体的な経営知識の枠組みです。ここからは、わたし自身が15年の起業歴のなかで「もっと早く知りたかった」と感じた経営の基礎知識を、EWWの視点と合わせてお伝えしていきます。
①財務の基礎を「感覚」ではなく「数字」で理解すること
起業したばかりの頃、わたしは売上が上がることに夢中で、お金の流れをきちんと把握していませんでした。「売上があるから大丈夫」という感覚だけで動いていたんです。でも実際には、売上と手元に残るお金は全く別の話。キャッシュフロー(現金の流れ)を正しく理解していないと、売上があっても資金ショートしてしまうリスクがあります。
EWWが強調する財務リテラシーとは、難しい会計の専門知識を持つということではなく、「今、自分のビジネスにどのくらいのお金が入って、どのくらい出ているのか」を月次で把握できる習慣を持つことです。これは個人起業家にとっても同様に大切な視点です。
②法人化のタイミングと判断軸を知っておく
個人事業主として始めるか、最初から法人(株式会社・合同会社など)として立ち上げるか。これは多くの女性起業家が迷うポイントのひとつです。
一般的には、年間の課税所得(売上から経費を引いた額)が500万円を超えてくると、法人化によって節税メリットが生まれやすいとされています(ただし個人の状況によって異なりますので、税理士への相談をおすすめします)。EWWのような経営者育成プログラムでは、こうした判断を感情ではなく、データと専門家の意見をもとに下す習慣を身につけることが重視されています。
③「ガバナンス(統治)」という概念を小さなうちから意識する
コーポレートガバナンスと聞くと、大企業の話のように感じるかもしれません。でも、これは「誰がどのような判断で会社を動かすか」という透明性と責任の話で、規模に関係なく個人起業家にも関わることです。
たとえば、お客さんとのお金のやり取りを適切に記録しているか、サービスの価格設定の根拠を自分で説明できるか、利益の何割を再投資に回すかを決めているか——こうした「小さなルールを自分で決めて守る」ことが、信頼されるビジネスの土台になります。
④ネットワークの力を意図的に使うこと
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EWWが提供する最大の価値のひとつは、グローバルな女性起業家のネットワークへのアクセスです。これは「人脈を広げよう」という表面的な話ではなく、「自分のビジネスをより大きな視点で見てくれる他者の存在を持つこと」の重要性を示しています。
わたし自身、起業初期に孤独を感じていた時期がありました。誰にも相談できなくて、一人でぐるぐる考え続けていたんです。でも、同じような志を持つ女性起業家とつながることで、視野が一気に広がりました。みのりの読者さんにも、コミュニティやネットワークの力を積極的に活用してほしいと思っています。
「女性起業家が知っておきたい会社経営の教科書」という視点で整理する
EWWのプログラムを一言で表すなら、「女性起業家が知っておきたい会社経営の教科書」そのものだとわたしは感じています。華やかな成功体験の共有だけでなく、経営の現実をしっかり学び、実装していくための枠組みが用意されているからです。
実際に書籍として「女性起業家が知っておきたい会社経営の教科書」というタイトルで出版されているものもあり、財務・法務・マーケティング・人材育成といった経営の全体像を体系的に学べる内容として、起業を考える女性に参考にしてもらえる一冊です。ただしどんな教科書も、自分のビジネスの現実と照らし合わせながら読むことが大切です。本の内容をそのまま当てはめるのではなく、「自分の場合はどうか」という問いを常に持ちながら読んでみてください。
「でも、わたしはまだ起業もしていないし…」という方へ
ここまで読んでくれたあなたが、もしかしたらこう感じているかもしれません。「EWWは成長中の企業家向けのプログラムで、私にはまだ早い話」と。
大丈夫ですよ。
わたしがこの記事でお伝えしたかったのは、「EWWに参加しよう!」という話ではなく、「プロの専門家集団が女性起業家に必要と考えている経営知識は何か」を知っておくことで、あなたが今から準備できることが見えてくる、ということです。
財務を学ぶ、法人化の知識を持っておく、経営者仲間とのつながりを意図的につくる——こうした準備は、起業後に慌てて始めるより、起業前から意識しておくほうが圧倒的に楽です。わたし自身、これらを後から学んで苦労した経験があるからこそ、あなたには早めに知っておいてほしいと思っています。
内側を整えることと、外側の経営知識は矛盾しない
わたしは「内側を整えれば、外側はついてくる」という考え方を大切にしています。でも、これは「内側だけ整えていればいい」という意味ではありません。
マインドを整え、自分の方向性を明確にしたうえで、経営の知識というツールを手に入れる。この両方があってはじめて、自分らしい起業が現実のものになっていきます。スピリチュアルと現実のビジネスは、相反するものではなく、補完し合うものだとわたしは信じています。
EY新日本有限責任監査法人のEWWプログラムが示してくれるのも、同じことだとわたしは感じています。「情熱だけでは経営は続かない、でも知識だけでは心が動かない」——その両方を持つ女性起業家を育てることが、このプログラムの核心にあるのだと思うからです。
あなたへの問いかけ:今の自分に足りないのはマインドか、知識か、それとも両方か?
ここで少し立ち止まって、自分自身に問いかけてみてください。
「わたしが起業の一歩を踏み出せない理由は何か?」
それは自信のなさ(マインドの問題)なのか、具体的な知識のなさ(スキルの問題)なのか、それとも環境やサポートのなさ(つながりの問題)なのか。どれがいちばん大きいと感じますか?
答えがひとつとは限りません。でも、何が自分の足を止めているかを知ることが、次の一歩を踏み出す第一歩になります。内側を整えながら、同時に外側の知識も少しずつ積み上げていく。そのバランスを、わたしと一緒に見つけていきましょう。
今日からできる3つの小さな行動ステップ
最後に、この記事を読んだあなたに、今日からできる具体的なアクションをご提案します。難しいことは何もありません。小さく、確実に動いていきましょう。
ステップ1:「会社経営の教科書」系の書籍を1冊手に取る
まずは「女性起業家が知っておきたい会社経営の教科書」のような、経営の基礎を体系的にまとめた書籍を1冊読んでみてください。Kindle Unlimitedや図書館を活用すれば、費用をほぼかけずに始められます。全部読もうと思わなくていいです。気になった章だけでも十分です。
ステップ2:自分のビジネスアイデアを「お金の視点」で書き出す
「やりたいこと」だけでなく、「誰に」「いくらで」「何を売るか」を紙に書き出してみてください。ビジネスモデルの基本(誰に価値を届けて、どうお金をいただくか)を言語化するだけで、頭の中の霧が晴れてくる感覚があります。
ステップ3:同じ志を持つ女性が集まるコミュニティをひとつ見つける
ストアカやSNSのコミュニティ、地域の起業家交流会など、無料または低コストで参加できる場を探してみてください。一人で考え続けるより、仲間の声を聞くことで視野が広がります。EWWのようなグローバルなプログラムでなくても、小さなつながりから始めることで十分に大きな変化が生まれます。
あなたの人生は、あなたが一番の主人公です
EY新日本有限責任監査法人のEWWプログラムを知ることで、わたしが改めて感じたのは「女性起業家の可能性を信じて、本気でサポートしようとする動きが、世界規模で広がっている」という事実です。
あなたには、もうすでにその可能性があります。スキルも実績もまだ小さくていい。大切なのは、まず自分の内側を整え、同時に少しずつ経営の知識を積み上げ、そして仲間とつながっていくこと。その積み重ねが、半年後・1年後の自分を全く違う場所に連れていってくれます。
大丈夫、あなたにはもう全部ある。あとは動き出すだけです。わたしはいつも、あなたの隣で応援しています。
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