蔦田照代『幸せな女性起業家の教科書』を読んで気づいた、自分らしく稼ぐために本当に必要なこと【2026年】
「私には無理かも」と思っていたあの頃のわたしへ
日曜日の夜、翌日の仕事を考えながら漠然とした不安を感じたことはありませんか?
「このまま会社員を続けていていいのかな」「起業したいけど、私には特別なスキルも実績もないし…」そんな言葉が頭の中でぐるぐるしている、そんな時期がわたしにもありました。
今日ご紹介したいのは、蔦田照代さんの著書『幸せな女性起業家の教科書』です。この本を手に取ったとき、わたしは正直「また同じようなビジネス書かな」と少し距離を置いていました。でも読み始めたら、ページをめくる手が止まらなくなって。
読み終えた後、静かにコーヒーカップを持ちながら「ああ、これを10年前に読みたかった」と思ったんです。
今日はみのりの読者さんに、この本から得た気づきと、わたし自身の経験を重ねながら、「自分らしく稼ぐ」ために本当に必要なことをお伝えしたいと思います。
蔦田照代さんとはどんな人?
まず、著者である蔦田照代さんについて少しご紹介させてください。
蔦田照代さんは、女性起業家のサポートや、自分らしいビジネスの作り方を伝えてきた方です。華やかな実績の羅列よりも、「普通の女性が自分の力で幸せに稼ぐ」という視点を大切にしているところが、多くの女性から共感を集めている理由のひとつだと思います。
著書のタイトルにある「幸せな」という言葉。ここがとても大切なポイントだとわたしは感じました。「稼げる女性起業家」でも「成功する女性起業家」でもなく、「幸せな」という言葉を選んでいるところに、この本の本質が詰まっているような気がします。
この本がほかのビジネス書と違うと感じた理由
世の中にはビジネス書や起業本がたくさんあります。わたしも読書1000冊超の経験の中で、起業関連の本は数え切れないほど読んできました。
多くの本は「こうすれば稼げる」「この手順で起業できる」という方法論に終始しています。もちろん方法論は大切です。でもみのりの読者さんはきっと感じているはずです。「方法はわかった。でも、なぜ動けないんだろう」という感覚を。
『幸せな女性起業家の教科書』が他の本と違うと感じたのは、その「なぜ動けないのか」という根っこの部分にきちんと向き合っているところです。
行動できない理由は、方法を知らないからではなく、マインドの部分に原因があることが多い。この視点は、わたしがずっと大切にしている「内側を整えれば、外側はついてくる」という考え方とも深く重なります。
本から得た3つの大切な気づき
①「幸せ」を後回しにしない起業をすること
多くの女性が陥りがちなパターンがあります。「成功したら幸せになれる」「稼げるようになったら、好きなことをしよう」という考え方です。
でも蔦田さんの本を読んで、この順番が逆だったとあらためて気づかされました。
幸せを感じながら起業するから、長く続けられる。好きなことを軸にビジネスを作るから、エネルギーが枯れない。この考え方は、引き寄せの視点からも理にかなっています。フロー状態(自分の強みと課題が絶妙にかみ合い、没頭できる状態)に入りやすいのは、自分が心からやりたいことをやっているときだからです。
わたし自身、起業初期のころは「とにかく稼がなければ」という焦りから行動していた時期がありました。その時期は売上が上がってもどこか虚しくて、何のためにやっているのかわからなくなったことがあります。
今思えば、幸せを後回しにした状態でビジネスをしていたんですね。
②「スキルや実績がなくても起業できる」は本当だった
「私には特別なスキルも実績もない」という言葉、あなたも頭の中で呟いたことがありませんか?
この本を読んで、そのブロックが少し緩んだ気がしました。
蔦田さんは、起業に必要なのは「特別なスキル」ではなく「誰かの役に立てる経験や視点」だと伝えています。そしてそれは、誰もが必ず持っているものだということも。
たとえば、会社員として10年以上働いてきた経験は、それだけで「会社員生活に悩む人」への共感と具体的なアドバイスができる資産になります。「特別じゃない自分」だからこそ、同じように悩む人の心に届くメッセージが生まれるんです。
中小企業庁の調査によると、女性起業家の多くが「前職や日常生活の経験を活かしたビジネス」でスタートしているというデータもあります。特別な資格よりも、経験と共感力がビジネスの土台になるというのは、統計的にも裏付けられている視点です。
③「怖い」という感情は動けないサインじゃなく、動くべきサインだった
これが、わたしにとって一番刺さった気づきでした。
失敗したらどうしよう。夫に反対されたらどうしよう。発信しても誰にも見てもらえなかったら…。こういった恐怖の感情は、「やるべきじゃない」というサインではなく、むしろ「それだけ本気で望んでいる」というサインだということ。
怖さが大きいほど、それはあなたにとって本当に大切なものである可能性があります。
NLP(神経言語プログラミング)の視点では、強い感情反応は「その対象があなたの重要価値観に触れているから起きる」と説明されています。つまり、起業に対して強い怖さを感じているなら、それはあなたが起業を心の底から望んでいる証拠かもしれない。
わたしが副業に失敗して自信をなくしていた時期も、怖さの裏側には「それでも諦められない」という気持ちがずっとありました。その声を無視しなくてよかったと、今は心からそう思います。
「起業は難しい」という思い込みを手放すために
実は、起業の初期費用は10万円以下でスタートできるケースが珍しくありません。SNSを使った情報発信、ストアカやBASEを使ったサービス提供、stand.fmでの音声配信など、ほぼ無料でビジネスの第一歩を踏み出せるツールがたくさんあります。
「お金がないから起業できない」は、必ずしも正しくない思い込みである可能性があります。
もちろん、資金が必要になる段階は来るかもしれません。でも「スタートするために大きな投資が必要」というのは誤解で、まず小さく始めてみることが多くの場合は最善の選択です。
『幸せな女性起業家の教科書』でも、完璧な準備が整ってからではなく、今の自分でできることから始めるという視点が丁寧に語られています。この「今の自分で大丈夫」というメッセージは、何度も読み返したくなるほど温かいものでした。
わたしが実際にやってみた「内側を整える」習慣
本を読んで感動するだけで終わらせないために、わたしが実践していることをいくつかシェアします。
朝のアファメーション
アファメーションとは、自分に対してポジティブな言葉を繰り返すことで、潜在意識に新しい信念を植え付けていく習慣のことです。たとえば「わたしは自分らしいビジネスで価値を提供できる」「わたしの経験は誰かの役に立つ」という言葉を、朝の静かな時間に声に出します。
最初は恥ずかしかったり、信じられなかったりするかもしれません。でも続けることで、少しずつ自分への見方が変わっていく感覚があります。
Notionで思考を可視化する
頭の中にある「やりたいこと」「不安なこと」「アイデア」をNotionというツールに書き出す習慣を続けています。考えを言語化することで、漠然とした不安の正体が見えやすくなります。
「怖い」という感情も、具体的に言葉にしてみると「ああ、これが怖かったのか」と冷静に向き合えるようになることが多いです。
週に1冊のペースで読書を続ける
読書習慣のある経営者は年間平均12冊以上を読むといわれています。量よりも質と継続性が大切ですが、本は最もコスパが高い自己投資のひとつだとわたしは思っています。Kindle Unlimitedを使えば、月額費用で多くのビジネス書や自己成長系の本にアクセスできます。
あなたが「準備中」から抜け出すための3ステップ
情報収集はした。ウェビナーにも参加した。でもなぜかずっと「準備中」のまま。そんな状態から抜け出すために、具体的な3ステップをお伝えします。
ステップ1:「何がしたいか」より「誰を助けたいか」を先に考える
多くの人が最初に「自分に何ができるか」から考えます。でもビジネスは「誰かの問題を解決すること」が本質です。
「こんな人の悩みをわかってあげられる」「あの頃の自分みたいな人を助けたい」という視点から考えると、ビジネスのアイデアが生まれやすくなります。
ステップ2:完璧より「70点でスタート」を選ぶ
完璧な準備が整ってから始めようとすると、スタートは永遠に来ません。70点でもいいから動き出して、実際のフィードバックを受けながら改善していく方が、結果的に早く成長できます。
インスタグラムのプロフィールを整える、初めての無料サービスを一人に提供してみる、ブログを1記事書いてみる。そういった小さな「最初の一歩」がすべての始まりです。
ステップ3:自分の「怖い」を言語化して味方につける
ステップ1と2を試みても動けないとしたら、「怖い」という感情と向き合う時間が必要かもしれません。
ノートに「起業で怖いことは何か」を書き出して、一つひとつに「それは本当に起こるのか」「もし起きたとしたら、どう対処できるか」を丁寧に考えてみてください。怖さを無視するのではなく、怖さと対話することで、初めて前に進む力が生まれます。
この本を読んでほしい人に、わたしから一言
『幸せな女性起業家の教科書』は、起業のノウハウだけでなく、起業に向き合うときの心の持ち方まで丁寧に書かれた一冊だと感じています。
特に「自分には無理かも」「特別なスキルがない」と思っている方、そして「情報は集めているのになぜか動けない」と感じている方には、ぜひ手に取っていただきたい本です。
方法論の前に、まず自分の内側を整える。その順番を大切にしているところが、この本の一番の魅力だとわたしは思います。
最後に、あなたへのメッセージ
大丈夫、あなたにはもう全部あります。
スキルがないわけじゃない。実績がないわけじゃない。ただ、まだその価値に気づいていないだけかもしれません。
満員電車の中で「また同じ一週間が始まる」と感じるたびに、あなたの魂はもっと違う生き方を求めて声を上げています。その声を、どうか無視しないでほしいんです。
内側を整えれば、外側はついてくる。これはわたしが15年の起業経験の中で、何度も何度も確かめてきたことです。
まず一冊、この本を読んでみることが、あなたの「次の一歩」になるかもしれません。
あなたの人生は、あなたが一番の主人公です。
その主人公らしい選択を、今日から少しずつ積み重ねていきましょう。いつでもわたしは、あなたの一歩隣で応援しています。
