【叶理恵著】マンガでわかる女性の起業超入門レビュー|起業が怖い30代女性に読んでほしい1冊
「起業したい」でも「何から始めればいいかわからない」——そのモヤモヤ、わたしも経験しました
日曜日の夜、なんとなくスマホをスクロールしていると、同世代の女性がキラキラした起業家ライフを発信している。「いいな」と思いながら、心のどこかで「でも、わたしには無理かも」とつぶやいている自分がいる。
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あなたにも、そんな経験はありませんか?
わたし自身、30代のはじめに同じ気持ちを抱えていました。特別なスキルも実績もなく、ただ「このままでいいのかな」という漠然とした焦りだけがある状態。そのころのわたしに、今日紹介するこの本を渡せていたら、どれだけよかっただろうと思っています。
今回は、叶理恵さん著の書籍「マンガでわかる 女性の起業 超入門」(はぴぷら出版)を、みのりの読者さんに向けてていねいにご紹介していきます。
叶理恵さんとはどんな方?著者プロフィールと信頼性について
まず、この本の著者である叶理恵さんについて触れておきたいと思います。
叶理恵さんは、女性の起業・副業サポートを専門とするコンサルタントであり、多くの女性が自分らしく働ける環境をつくることをテーマに活動されている方です。実際に女性起業家として活動してきた経験をベースに、「難しい理論よりも、まず動けるための入口をつくる」というスタンスで情報発信を続けていらっしゃいます。
わたしがこの本を手に取ったきっかけは、「マンガでわかる」というタイトルの親しみやすさと、女性起業の実態をやさしく解説してくれているという口コミでした。実際に読んでみて、その印象は正しかったと感じています。
この本はどんな女性のために書かれているのか?
読んでいくとすぐにわかるのですが、この本のターゲットは非常に明確です。
- 起業に興味はあるけれど、何から手をつければいいかわからない女性
- 「自分には特別なスキルがないから無理」と思い込んでいる女性
- 副業を試みたけれど結果が出ず、もう一度チャレンジしたい女性
- ビジネス書を読んでも難しすぎてピンとこなかった女性
まさに、わたしがかつてそうだったように、「やりたいのに動けない」という状態の女性に向けて書かれています。
あなたも「ビジネス書を読んでも難しすぎて活かせなかった」と感じたことがあるなら、この本から始めてみることには十分な意味があると思います。
「マンガ×解説」というフォーマットの強みとは?
この本の最大の特徴は、マンガと文章解説が組み合わさっている構成にあります。
通常のビジネス書だと、文字情報が多く「読まなきゃ」というプレッシャーを感じてしまいますよね。でも、マンガで起業のストーリーを視覚的に追えると、主人公に自分を重ねながら自然と内容が入ってきます。
登場するキャラクターは、起業を目指す普通の女性です。華やかな経歴も特別なスキルもない等身大の主人公が、失敗しながらも少しずつ前に進んでいく姿は、読んでいて「あ、これわたしのことかも」と感じる場面が多くあります。
マンガの後に続く文章パートでは、そのシーンで学べる起業の基礎知識や考え方を丁寧に解説。頭で理解するだけでなく、心で感じてから知識を受け取れる構成になっているのが、この本のやさしさだと思います。
本の中で特に印象に残ったポイント3つ
①「スキルがない」は思い込みだという視点
多くの女性が起業を躊躇する理由のひとつに、「わたしには売れるスキルがない」という感覚があります。
でも、この本はその思い込みを根本から揺さぶってくれます。長年会社で働いてきた経験、家事をこなしてきた知恵、人間関係の中で育んできたコミュニケーション力——これらはすべて、誰かにとっての価値になりえるということが、物語を通して伝わってきます。
「わたしには何もない」と思っていたのではなく、「自分の価値に気づいていなかった」だけなのだということ。読みながら、じわりとそう感じられる一冊です。
②起業は「ゼロから生み出す」ではなく「自分の棚卸しから始まる」
起業というと、「まったく新しいアイデアを生み出さなければいけない」と思いがちですよね。わたしも以前はそう思っていました。
でも、この本では起業のスタートは自分自身の棚卸しから始まると繰り返し伝えています。好きなこと、得意なこと、過去に乗り越えてきた経験——それらを掘り起こすプロセスが、起業の最初のステップだという視点は、とても現実的で実践しやすいと感じました。
「何が得意かわからない」というあなたにこそ、この棚卸しのワークを試してみてほしいです。
③失敗を恐れる気持ちへの寄り添い方がやさしい
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この本が他の起業入門書と違うと感じた点のひとつが、失敗への恐怖に対する向き合い方です。
多くの本は「失敗を恐れるな」「行動あるのみ」と背中を押してきます。でも、それで萎縮してしまう人もたくさんいる。わたしもそのひとりでした。
この本のマンガパートでは、主人公が失敗して落ち込む場面もリアルに描かれています。「失敗しないこと」ではなく「失敗しても続けられる心の土台をつくること」が大切だというメッセージが、ストーリーを通してやわらかく伝わってきます。優しく寄り添いながら、それでも前に進む力をそっと渡してくれる、そんな本です。
わたし自身の起業初期と重ねて感じたこと
正直に言うと、この本を読んだとき、かつての自分を見ているようで少し胸が痛くなりました。
わたしも以前、副業を試みては失敗し、情報収集だけで満足して行動に移せない時期がありました。「もう少し準備してから」「もっと知識をつけてから」と言い続けながら、何年もが過ぎていった。
そのころのわたしに必要だったのは、もっと難しい知識ではなく、「こうやって始めればいいんだよ」と教えてくれる道案内と、「あなたにもできるよ」と言ってくれる誰かの言葉でした。
この本には、その両方があります。読んだ後に感じるのは、焦りではなく「やってみようかな」という静かな勇気。それがこの本の一番の価値だとわたしは思っています。
この本と一緒に意識してほしい「内側を整える」という視点
ここからは、わたしなりの視点を少し加えさせてください。
この本はとても実践的で親切な入門書ですが、わたしが普段お伝えしている「内側を整える」という視点も、起業を長く続けていく上でとても大切だと感じています。
具体的なノウハウを知ることと、自分自身のマインドを整えること——この両輪が揃ってはじめて、起業という旅を楽しく続けていけます。
この本で起業の地図を手に入れたら、次のステップとして自分の内側にも目を向けてみてください。「怖い」「どうせ無理」という声が聞こえてきたとき、それは敵ではなく、まだ整っていない内側からのサインです。
大丈夫ですよ。その声と向き合う方法は、ちゃんとあります。
こんな女性に特に読んでほしい
改めて、この本が特に響くと思う方をまとめてみます。
- 起業に興味があるけれど、ビジネス書が難しくて読み切れなかった方
- 「自分には何も売れるものがない」と思い込んでいる方
- 副業や起業を何度か試みたけれど、行動が続かなかった方
- 情報収集はたくさんしているのに、一歩が踏み出せない方
- マンガを通じて感情的に共感しながら学びたい方
逆に言えば、すでに起業して売上を伸ばしている段階の方には、少し物足りなく感じるかもしれません。あくまでも「超入門」という位置づけの本なので、起業のスタートラインに立つための一冊として活用するのがベストだと思います。
読んだ後に「次にすること」を明確にしよう
本を読んで終わりにしてしまうのが、一番もったいない使い方です。
この本を読んだ後に、ぜひやってみてほしいことがあります。
【読後の行動ステップ3つ】
ステップ1:本の中の「棚卸しワーク」を実際にノートに書いてみる。「好きなこと」「得意なこと」「過去に誰かに褒められたこと」をそれぞれ10個書き出してみてください。
ステップ2:書き出した中から、「これなら誰かの役に立てるかもしれない」と感じるものを1つだけ選んでみる。完璧に選ばなくていいです。直感で選んでみてください。
ステップ3:選んだテーマについて、信頼できる人(リアルでもSNSでも)に「こんなことやってみたいんだよね」と一言だけ話してみる。声に出すことで、頭の中のアイデアがはじめて現実の言葉になります。
この3ステップだけで、「準備中」から「動いている自分」へと変わっていきます。小さな一歩でいい。完璧でなくていい。大丈夫、あなたにはもう全部あるんです。
まとめ:マンガだからこそ届く「起業の入口」がここにある
「マンガでわかる 女性の起業 超入門」は、起業を難しく考えすぎているあなたに、「実は起業ってこういうことだよ」と友達のようにやさしく教えてくれる一冊です。
難しい専門書ではなく、等身大の主人公のストーリーを通じて、自分ごととして起業を感じられる。それが、この本を多くの女性にとっての「最初の一歩」に推薦したい理由です。
情報収集に時間を使い続けているあなたへ。今日は何かを調べるのではなく、この本を手に取って、マンガのページをめくることから始めてみてください。
読み終えたとき、「わたしにもできるかもしれない」という気持ちが、少しでも芽生えていたら嬉しいです。
あなたの人生は、あなたが一番の主人公です。
内側を整えながら、一緒に前に進んでいきましょう。
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