豊増さくら著『法律・お金・経営のプロが教える 女性のための起業の教科書』を読んでみた。起業前に知っておきたいリアルな学びとは?
月曜日の朝、また同じ景色を見ながら「このままでいいのかな」と思ったことはありませんか?
満員電車の中で、スマホを見ながら同世代の女性起業家のインスタを眺めて。「いいな、自由でいいな」ってため息をついてしまう。
⇒ 法律・お金・経営のプロが教える 女性のための「起業の教科書」を詳しく知りたい方はこちら
でも、いざ「起業しよう」と思っても、何から始めればいいかわからない。法律のこともお金のことも、正直まったくわからなくて怖い。そういう気持ち、わたしにもありました。
今回は、そんなあなたにぜひ手に取ってほしい一冊をご紹介します。豊増さくらさんが書かれた、『法律・お金・経営のプロが教える 女性のための「起業の教科書」』です。
「また起業本か」と思ったあなた、ちょっと待ってください。この本は、よくある「マインドセットが大事」「まず一歩踏み出そう」だけで終わる本とは少し違います。もっと地に足のついた、具体的で実用的な内容が詰まっています。今日はわたしが実際に読んで感じたこと、そして読者さんへのメッセージをお伝えしますね。
豊増さくらさんとはどんな人?
豊増さくらさんは、法律・お金・経営という三つの専門性を持つ女性起業家です。難しいテーマを、女性が直感的に理解しやすい言葉に落とし込む力が非常に高く、多くの女性起業家や起業準備中の女性たちに支持されています。
「プロが教える」という言葉を聞くと、少し堅苦しいイメージを持つ方もいるかもしれません。でも、この本はそうではないんです。読み進めるうちに「あ、これって私のことを言ってるんだ」という共感が自然に生まれてくる文章で書かれています。
「女性のための」という言葉が示す通り、女性が起業する際に特有のハードル、たとえば家族の理解が得られない・社会保険の扱いがわからない・収入が不安定になることへの恐怖、といった観点からも丁寧に触れられています。これは男性視点で書かれた多くのビジネス書にはない強みだと感じました。
この本を読もうと思ったきっかけ
正直に言いますね。わたしが最初にこの本を手に取ったのは、「法律とお金のことが怖かったから」です。
起業を始めた頃、わたしは「とにかくやってみよう」という勢いだけで動いていました。でも実際に動き出すと、「これって契約書は必要なの?」「売上が出たら確定申告はどうするの?」「個人事業主と法人、どっちがいいの?」という疑問が次々と出てきて。
そのたびにネットで検索するのですが、情報が多すぎてどれが正しいのかわからない。しかも、法律や税金の話って、一つ間違えると大変なことになりそうで怖い。そういう経験を何度もしました。
「最初からこういう本を読んでおけばよかった」と心から思います。だからこそ、これから起業を考えているあなたには、早い段階でこの本に出会ってほしいのです。
本の内容:三つの柱で構成されたリアルな教科書
この本は大きく分けて、「法律」「お金」「経営」の三つの観点から起業に必要な知識を整理しています。それぞれについてわたしが感じたポイントをお伝えしますね。
①法律:知らないと怖い、でも知れば怖くない
起業において「法律」という言葉に拒否反応を感じる女性は少なくないと思います。わたしもそうでした。でもこの本を読んで、少し見方が変わりました。
法律というのは、実は「自分を守るためのルール」なんだということ。たとえば、クライアントとのトラブルを防ぐための契約書の基本、著作権や肖像権の正しい理解、発信活動で注意すべき薬機法や景品表示法など、起業家として活動する上で知っておくべき知識がわかりやすく解説されています。
「そういえば、なんとなくやってたけど実は問題があったかも」というポイントが、読んでいてハッとする場面もありました。知識があるということは、それだけ安心して前に進めるということ。そういう気づきをくれる章です。
②お金:稼ぐことへの恐怖を手放すために
「お金のことはよくわからない」「税金って難しそう」と思っているあなたにとって、お金の章はとくに読む価値があると思います。
確定申告の基本、経費として計上できるものとできないものの考え方、個人事業主と法人の違いとそれぞれのメリット・デメリット、社会保険の扱い方など。これらは起業した後に必ず直面するテーマですが、多くの人が「実際にやってみて初めて知った」という経験をしています。
事前に全体像を理解しておくだけで、心の余裕がまったく違います。「知らなかったから損をした」という経験を防ぐためにも、起業前に読んでおくことをおすすめします。
また、わたしが特に共感したのが「稼ぐことへの罪悪感」を手放す視点でした。日本の女性は、お金を稼ぐことに対して無意識にブレーキをかけてしまいがちです。「こんなに稼いでいいのかな」「欲張りって思われそう」という感覚、あなたにもありませんか?
この本では、そうした心理的なブロックにも触れながら、お金を正しく理解し、豊かさと向き合う姿勢を育てるヒントが書かれています。数字の話だけでなく、マインドにも配慮されている点がとても好きでした。
③経営:「感覚」だけでなく「仕組み」で動く
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「経営なんてまだ先の話」と思っていませんか?実は、起業した初日から、あなたは経営者です。
経営の基礎として、ビジネスモデルの設計、ターゲット設定、価格の決め方、継続的に売上を生む仕組みづくり。これらは、スタートしてすぐに必要になる知識です。
特に「価格の決め方」は多くの女性起業家が悩む部分です。「安くしないと売れないかな」「高く設定したら申し訳ない気がする」という気持ちから、適切な価格を設定できずに消耗してしまうケースはとても多い。この本では、自分のサービスに適切な価格をつけるための考え方が、感情的な視点も含めて解説されています。
わたしがこの本を読んで一番刺さった言葉
この本を読み進めていく中で、わたしが一番心に残ったのは「起業は準備ができてからするものではなく、動きながら整えていくもの」という考え方です(本の中でのニュアンスをわたしなりに解釈したものです)。
「準備が整ったら動こう」と思い続けて、何年も止まってしまっている人を、わたしはたくさん見てきました。でも実際には、完璧な準備が整う日は永遠に来ません。最低限の知識を持った上で動き始め、動きながら学んでいく。それが起業の現実です。
だからこそ、「最低限の知識をきちんとインプットした上で、できるだけ早く動き始める」というスタンスがとても大切で、この本はそのための知識を提供してくれる存在だと感じました。
こんな人に特におすすめしたい
この本がとくに響くと思う方をいくつか挙げてみますね。
・起業に興味はあるけれど、法律やお金のことが不安でなかなか動けない方
・副業や小さなビジネスをすでに始めているけれど、なんとなく不安を感じている方
・「やりたいことはある、でも具体的にどう形にすればいいかわからない」と感じている方
・起業したけれど経営の仕組みがわからず行き当たりばったりになっている方
これらのどれか一つでも当てはまるなら、ぜひ手に取る価値があると思います。
わたしが思う「この本と他の起業本の違い」
起業に関する本は今、書店に行けばたくさん並んでいます。マインドセット系、ビジネス設計系、SNS運用系など、ジャンルも様々。その中でこの本が際立っているのは、「法律・お金・経営」という三つの専門分野を、女性起業家の視点でまとめている点です。
よくある起業本が「夢を持って行動しよう」という精神論で終わるのに対して、この本は「じゃあ具体的にどうすればいいの?」という問いに、きちんと答えてくれています。
わたし自身、スピリチュアルやマインドの重要性を信じていますし、「内側を整えることで外側が変わる」という考え方を大切にしています。でも同時に、現実的な知識と仕組みも同じくらい大切だとも思っています。両方が揃って初めて、自分らしく豊かに稼げる起業が実現するから。
この本は、その「現実的な土台」を作るための教科書として、とても優秀だとわたしは感じました。
行動ステップ:今日からできることを一つだけ
記事を読んでくれたあなたに、今日から試してほしいことをひとつお伝えします。
難しいことは何もありません。この本を書店やオンラインで検索して、目次だけ見てみてください。「あ、これ気になる」「これって自分に関係あるかも」という箇所が一つでもあれば、それがあなたが今必要としている知識です。
全部を完璧に理解しようとしなくていいです。気になる章だけ読んでみるだけでも、確実に何かが変わります。情報収集だけで満足して終わってしまうのではなく、「この本から一つだけ実践する」という小さな約束を自分とすることが、大切な一歩になります。
大丈夫ですよ。あなたにはもう、動き出す力があります。
最後に:「知識」は自信の土台になる
「私には特別なスキルも実績もない」という気持ち、わかります。でも、起業に必要な知識は、後天的に身につけることができます。生まれつきのセンスや才能ではなく、正しい知識と正しい行動の積み重ねが、起業家としての自信を育てていくんです。
わたしも最初は、法律もお金も経営も何もわからないところからスタートしました。失敗もたくさんしました。でも、学ぶことをやめなかった。一冊の本が、次の一歩を踏み出す勇気をくれることがあります。
豊増さくらさんの『法律・お金・経営のプロが教える 女性のための「起業の教科書」』は、そういう一冊になり得る本だとわたしは思っています。
あなたの人生は、あなたが一番の主人公です。今日のあなたの選択が、一年後の景色を変えます。内側を整えながら、現実の知識もしっかり身につけて、一緒に前に進んでいきましょうね。
みのりの読者さん、いつも読んでくれてありがとうございます。また次の記事でお会いしましょう。
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