リーン・スタートアップ新装版と旧版の違い|解説と価格
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エリック・リースさんの『リーン・スタートアップ』は、2026年6月に日経BPから新装版が出ました。2012年4月に出た旧版と何が違うのかを、出版社と書店のページで確かめてまとめました。
結論:著者・訳者(井口耕二さん)・章立ては同じです。違うのは巻末の解説を書いた人(旧版は伊藤穰一さん、新装版はLayerXの福島良典さん)と、発売日・ページ数・価格・ISBNです。出版社のページには、本文を書き直したという案内はありません。また、紀伊國屋書店のウェブストアでは旧版は注文を受け付けていない表示だったので、新しく買うなら新装版になります。
新装版と旧版の違い(一覧)
| 新装版 | 旧版 | |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年6月8日 | 2012年4月16日 |
| 解説 | 福島良典さん(株式会社LayerX 代表取締役CEO) | 伊藤穰一さん(出版社のページでは「MITメディアラボ所長」) |
| ページ数 | 416ページ | 408ページ |
| 価格(税込) | 2,640円 | 1,980円 |
| ISBN | 978-4-296-00305-1 | 978-4-8222-4897-0 |
| 著者 | エリック・リース(同じ) | |
| 訳者 | 井口耕二(同じ) | |
| 出版社 | 日経BP(同じ) | |
| 判型 | 四六判(同じ) | |
ページ数・価格・発売日は、日経BPの書籍サイト(日経BOOKプラス)にのっている数字です。旧版のページ数は、紀伊國屋書店のページでは406ページと表示されていて、出版社のページ(408ページ)と少し違いました。価格は旧版が出たときの出版社の表示です。
いちばん大きな違いは「解説」
新装版の紹介ページには「新装版解説 LayerX・福島良典氏」とあり、新しい解説が付いたことが新装版の目玉として案内されています。書店の紹介によると、福島良典さんは株式会社LayerXの代表取締役CEOです。
旧版の解説は伊藤穰一さんでした。出版社の旧版のページでは、肩書は「MITメディアラボ所長」と書かれています(旧版が出た当時の肩書です)。
旧版を持っていて、本文を読み直したいだけなら、出版社の案内を見るかぎり、新装版を買い直さなくても読める内容です。日本のスタートアップの経営者が今の目線で書いた解説を読みたい人は、新装版を選ぶとよいでしょう。
同じところ:章立てと5つの原則
新装版の目次は次のとおりです。旧版も、書店の目次で「第1部 ビジョン(スタート・定義・学び ほか)」「第2部 舵取り(始動・構築・検証・計測 ほか)」「第3部 スピードアップ(バッチサイズ・成長・順応 ほか)」と、同じ3部の構成になっています。
| 部 | 章 |
|---|---|
| 第1部 ビジョン | 1 スタート/2 定義/3 学び/4 実験 |
| 第2部 舵取り | 5 始動/6 構築・検証/7 計測/8 方向転換(あるいは辛抱) |
| 第3部 スピードアップ | 9 バッチサイズ/10 成長/11 順応/12 イノベーション/13 エピローグ――無駄にするな/14 活動に参加しよう |
出版社の紹介ページでは、この本の中心として次の5つの原則があげられています。
- アントレプレナーはあらゆるところにいる
- 起業とはマネジメントである
- 検証による学び(要素ごとに確認の実験をして、科学的に確かめる)
- 構築―計測―学習(アイデアを製品にして、お客さんの反応を計測し、方向転換するかを決める)
- 革新会計(イノベーションアカウンティング)
どっちを買えばいい?
| こんな人 | 選ぶ版 |
|---|---|
| これから初めて読む | 新装版(今、書店で注文できる版) |
| 福島良典さんの新しい解説を読みたい | 新装版 |
| 旧版を持っていて、本文だけ読み直したい | 手元の旧版で読める(出版社のページに本文改訂の案内はない) |
よくある質問
新装版で翻訳は変わった?
訳者は旧版と同じ井口耕二さんです。出版社のページには、翻訳を直したという案内はありませんでした。
新装版は何ページ?
出版社のページでは416ページです(旧版は408ページ)。ページが増えた理由は、出版社のページには書かれていません。
新装版の価格は?
2,640円(税込・本体2,400円)です。確認した日の価格なので、買う前に販売ページで確かめてください。
あわせて読みたい
2026年に出たスタートアップ経営者の本(『「旗」を立ててから、登り方を考えよ』『「伝説のバンカー」と呼ばれた男』)とあわせて比べた記事も、このサイトで公開予定です。同じ年に増補改訂版が出た『起業の科学』(Ver.2)は、「起業の科学シリーズの違い」の記事で、入門・超入門との違いをまとめています。
まとめ
『リーン・スタートアップ』の新装版と旧版は、著者・訳者・章立てが同じで、いちばんの違いは巻末の解説(伊藤穰一さん→福島良典さん)です。これから読む人は、今注文できる新装版を選ぶとよいでしょう。
※本の情報は2026年10月27日に、日経BPの書籍サイト(日経BOOKプラス)の新装版・旧版の商品ページと、紀伊國屋書店ウェブストアの商品ページで確認したものです。