「いえいえ、私なんか」と言ってしまう女性起業家へ

あなたは今、起業したいのに「でも私なんか」という気持ちが邪魔をして、一歩が踏み出せていないのではないでしょうか。または既に起業を始めたけれど、いつも自分の価値を過小評価してしまい、本来出せるはずの力を発揮できていないと感じているかもしれません。

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わたしも同じです。実は起業当初、自分に自信がなく「こんな私が誰かの役に立つはずがない」という思いに支配されていました。その時期は、どれだけ知識を得ても、どれだけ行動しても、心のどこかで「どうせ失敗する」という声が聞こえていたんです。

しかし、ある時気づいたんです。自己肯定感というのは、劇的に一気に上がるものではなく、小さな習慣の積み重ねで少しずつ高まっていくものだということに。そして、その習慣を支えるマインドが整っていれば、自然と行動も変わるし、その結果として周囲の反応も変わる。その連鎖が起こってくるんです。

大石千絵さんと魚田じゅんさんから学んだこと

わたしが以前参考にさせてもらった、大石千絵さんと魚田じゅんさんの発信の中に、この「自己肯定感を無理なく上げる」というテーマが通底していました。お二人とも、スピリチュアルと現実のビジネスを統合した視点から、女性起業家の心の状態の大切さを一貫して伝えてくださっていたんです。

わたしがこの記事を書いている理由は、みのりの読者さんの中に「つい『いえいえ、私なんか』と言ってしまう」という習慣が身についてしまっている方が、本当に多いからです。その習慣は、起業の場面だけでなく、恋愛でも人間関係でも、お金のことを考える時でも、あなたの人生全般に影響を与えています。

だからこそ、今この瞬間から「無理なく」その習慣を変えていくことが、本当に大切なんです。根性論で「自分を信じろ」と言うのではなく、毎日の小さな実践を通じて、自然と自己肯定感が上がっていく仕組みを作ること。それが、わたしがあなたにお伝えしたいことです。

第1ステップ:自分が「いえいえ、私なんか」と言う瞬間に気づく

自己肯定感を上げるために、まず最初に必要なのは「気づく」ことです。

あなたが無意識のうちに「いえいえ、私なんか」と言う瞬間が、一日の中でいったい何回あるか、気づいていますか?

ほとんどの方は、その習慣が当たり前になりすぎて、自分がどれだけの回数、自分を否定する言葉を口にしているのか、すら気づいていないんです。

わたしが実際にやってみたのは「気づきのリスト化」という簡単なワークです。やり方は本当にシンプル。朝起きてから夜寝るまでの間に「自分を否定する言葉を言った瞬間」を3つメモに書き出すだけ。最初は3つ見つけるのに時間がかかるかもしれません。でも、この習慣を3日続けると、あなたがどれだけの頻度で自分を過小評価する言葉を口にしているか、驚くほど明確に見えるようになります。

例えば、こんな場面です。

・誰かに褒められた時に「いえいえ、大したことないです」と返してしまう瞬間
・自分の意見を言う時に「これは的外れかもしれませんが」と前置きしてしまう瞬間
・新しいチャレンジを考える時に「こんな私には無理」と心の中で呟いてしまう瞬間
・お金の話をする時に「そんな大きなことを望むなんて」と自動的に否定してしまう瞬間

これらの言葉は、あなたが意図的に発しているのではなく、長年の習慣から無意識に出ているものです。だからこそ、まずは「それに気づく」ことが、変化のスタートラインになるんです。

気づくことができれば、その言葉を選ぶことができるようになります。選ぶことができれば、別の言葉に置き換えることができます。そして別の言葉を繰り返すことで、やがて自動的に出てくる言葉そのものが変わるようになるんです。

第2ステップ:自分を否定する言葉を「中立的な観察」に置き換える

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第一ステップで「いえいえ、私なんか」という言葉が出ている瞬間に気づいたあなたが、次にやることは、その言葉を別の表現に置き換えることです。

ここで大事なポイントは、いきなり「私は素晴らしい」「私には価値がある」といったポジティブな言葉に置き換える必要はない、ということです。実は、自己肯定感が低い状態でいきなりそうした言葉を使おうとすると、それが不自然に感じられて、逆に心が抵抗してしまうんです。

わたしがおすすめしているのは「中立的な観察」という置き換え方です。

例えば、こんな感じです。

「いえいえ、大したことないです」という自動的な否定の言葉が出そうになったら、その代わりに「そうなんですね。私はそう感じているんだ」という、中立的な観察の言葉に置き換える。

「こんな私には無理」という思いが出てきたら「そういう考えが出てきた。これは私の思考パターンなんだ」と、ただ観察する。

これはマインドフルネスの手法の一つで、自分の思考や感情を「良い悪い」で判断するのではなく、ただ「そこに存在している」として観察する方法です。

なぜこれが効果的かというと、自分を否定する言葉から「逃げる」のではなく、それが出ている現象を「客観的に見る」ことで、その言葉への支配力を弱めることができるからです。

実際に、わたしがクライアントさんにこの方法をお伝えすると「あ、こんなふうに見ると、その言葉がそこまで強い力を持たなくなるんですね」という気づきが必ず出てきます。

あなたの脳は、繰り返し言われた言葉を、やがて真実だと思い込むようになります。だからこそ、その繰り返しのパターンを「観察する」という一段階を挟むことで、新しい言葉の習慣を作る下地ができるわけです。

第3ステップ:小さな「できた」の体験を意識的に記録する

第一ステップで気づき、第二ステップで観察する習慣がついたら、最後のステップは「肯定的な体験を意識的に集める」ことです。

これが、自己肯定感を実質的に上げていく、最も重要な部分です。

なぜなら、自己肯定感というのは、言葉だけでは変わらず、「小さな成功体験の積み重ね」によってしか、本当には高まらないからです。

わたしがおすすめしているワークは、毎晩寝る前に「今日のできたこと」を3つ書き出すことです。これは有名な方法かもしれませんが、やり方が大事です。

ポイントは「大きなことを探さない」ことです。

多くの人は「今日は何か大きな成果を出さなきゃ」と考えて、このワークを続けられなくなってしまいます。でもそうじゃなくて「朝、予定通りに起きられた」「メールの返信を一件終わらせた」「好きなお茶を飲んでリラックスできた」「誰かの役に立つアドバイスができた」というレベルの「できたこと」で十分なんです。

実は、脳の特性上、私たちは「できなかったこと」「うまくいかなかったこと」にばかり注目してしまう傾向があります。これを心理学では「ネガティビティバイアス」と呼びます。だからこそ、意識的に「できたこと」に注目して記録する習慣を付けることで、その偏りをバランスの取れた状態に戻すことができるんです。

わたしがこの習慣を続けて3ヶ月目くらいから気づいたのは「あ、私って結構毎日何かやり遂げてるんだ」という実感です。それが、言葉ではなく「体験」としての自己肯定感につながっていきました。

そして、その小さな「できたこと」の積み重ねが、やがて「新しいチャレンジに挑戦してみよう」という勇気につながり、その勇気が「実はできるんじゃないか」という確信に変わっていく。その流れが、本当の意味での自己肯定感の上昇なんです。

この3ステップを続けるために大切なこと

大石千絵さんや魚田じゅんさんの発信を見ていると、共通して感じるのは「無理なく続ける」ということの大切さです。

わたしも、自分の経験から、そのことを強く感じています。

この3ステップは、決して難しいものではありません。むしろ、日常生活の中で、自然に組み込める小さな習慣です。だからこそ、長く続けることができるし、その継続が「本当の変化」を生み出すんです。

最初の1週間は、気づきのリストを書き出すことだけに集中してください。その次の1週間は、気づいた時に「観察する」ということを意識してみてください。そして3週目から、寝る前の「できたこと」の記録を始める。このように、少しずつ習慣を積み重ねていく方が、心が受け入れやすいし、続きやすいんです。

また、この習慣を続ける中で「今日は気づき忘れた」とか「観察できなかった」という日があっても、それは全く問題ありません。むしろ「そういう日もある」と自分を許容することが、自己肯定感を上げるプロセスの一部なんです。

あなたの人生は、あなたが一番の主人公です

「いえいえ、私なんか」という言葉が、あなたの中からなくなるわけではないかもしれません。でも、それを「自動的な反応」から「選択できる状態」に変えることはできます。そして、その変化が積み重なると、やがてあなたの人生全体が変わっていくんです。

起業するかしないか、成功するかしないか。それよりも大事なのは「自分の人生を、自分が選んでいく」という感覚を取り戻すことです。その感覚があれば、どんな状況でも「次の一歩」を踏み出すことができます。

わたしがみのりの読者さんに一番伝えたいのは、その感覚です。

今週は、まず1つだけやってみてください。朝起きてから夜寝るまでの間に「いえいえ、私なんか」という言葉が出た瞬間を、1つメモに書き出すこと。それだけです。

その小さな行動が、あなたを少しずつ変えていきます。内側が整えば、外側はついてくる。その流れを感じていってください。

あなたの人生は、あなたが一番の主人公です。

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