堤香苗さんの『だから、私は起業した2』から学ぶ、女性起業家の本当の道のり
はじめに:女性起業家の「本当の話」を知りたい、あなたへ
あなたが起業を考えたとき、頭に浮かぶのは何ですか?
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SNSで見かける華やかな起業家の姿?それとも、「本当は大変なんじゃないか」という不安?
わたしが多くの起業志望者のお話を聞いていて気づくことがあります。それは、女性起業家の「本当のストーリー」を知る機会の少なさです。きれいごとではなく、失敗も迷いも含めた、ありのままの道のりを教えてくれる存在がどれほど大切か。
堤香苗さんの『女性起業家ゼミシリーズ だから、私は起業した2』は、ことのは出版から出版されている、まさにそうした「本当の話」を集めた一冊です。わたし自身もこの本を手にしたとき、読者さんたちにぜひ伝えたいという想いが強くなりました。
今日は、この本を通じて感じた「女性が起業する際に本当に大切なこと」について、お話ししていきたいと思います。
堤香苗さんと『だから、私は起業した2』について
堤香苗さんは、多くの女性起業家へのインタビューを通じて、起業のリアルな姿を世に伝えてきた方です。ことのは出版から出版されている『女性起業家ゼミシリーズ』は、単なる成功事例集ではなく、女性たちが直面する本当の課題、その乗り越え方を丁寧に記録した作品となっています。
特に『だから、私は起業した2』では、前作から一歩進んだ、より深い内省と経験がつづられています。多様なバックグラウンドを持つ女性起業家たちの声が集約されており、読むたびに「あ、この感覚わかる」という共感が生まれるのです。
起業を躊躇する女性が感じている「本当の恐怖」
この本を読んでいて、わたしが強く感じたのは、女性特有の迷いや恐怖がしっかりと向き合われているということです。
あなたは、こんなことを考えたことはありませんか?
「家族に反対されたらどうしよう」
「失敗して生活ができなくなったら」
「自分に本当にできるのか」
「年齢的にもう遅いのではないか」
堤香苗さんが集めたインタビューに登場する女性たちも、全員がこうした恐怖を感じていたはずです。しかし彼女たちは、その恐怖とどう向き合い、どう乗り越えたのか。その過程がこの本には詰まっています。
わたしがこれまで300人以上の起業志望者と関わる中で感じてきたのは、女性の場合「失敗すること」そのものより「失敗によって周囲にどう見られるか」という社会的な恐怖が強いということ。堤香苗さんのインタビュー集も、その点をしっかりと丁寧に扱っているからこそ、多くの女性の心に届くのだと思います。
「内側を整える」ことと「行動すること」のバランス
わたしのブログで何度もお伝えしている「内側を整える」という考え方。これは、引き寄せの法則やマインドセットといったスピリチュアル的なアプローチを含みます。
ただし、大切なのはそれだけではないんです。
『だから、私は起業した2』に登場する女性たちのストーリーを読んでいると、彼女たちが実践していたのは、内側の状態を整えながらも、同時に確実に行動していたということ。つまり、マインドと現実のビジネス設計の両立です。
よくある誤解として「引き寄せれば、願うだけで現実が変わる」という捉え方があります。でも、これは違います。内側が整ったからこそ、恐怖ではなく喜びから行動ができるようになり、その行動が現実を変えていくんです。
堤香苗さんのインタビュー形式だからこそ、この「マインドと行動の統合」がとても具体的に伝わってきます。単なる理論ではなく、実際に起業した女性たちがどう考え、どう動いたかが、あなたの脳に直接インストールされるような感覚です。
女性起業家が直面する「お金」の問題
起業を躊躇する理由として、最も避けて通れないのが「お金」の問題です。
中小企業庁の調査によると、起業後3年以内の廃業率は約30~40%です。その背景には「想定していたより売上が上がらない」という現実があります。特に女性の場合、慎重さから過度に準備期間を取りすぎたり、自分の価値を低く見積もったりしがちです。
わたし自身も、起業初期に経験しました。「これくらいの金額で商品を売っていいのか」という罪悪感さえ感じていたほどです。
『だから、私は起業した2』では、各起業家がどの程度の資金で始めたのか、その資金をどう確保したのか、また起業当初の収入面での工夫などが、かなり現実的に書かれています。これは、あなたが「起業には膨大なお金が必要」という思い込みから解放される、大切な情報源になるでしょう。
スキルや実績がなくても、起業することはできるのか
あなたが感じている不安の一つに「自分には特別なスキルがない」というものがあるかもしれません。
「専門的な知識も、大きな実績も、人脈もない。そんな自分が起業できるわけない」——そう思うのは自然です。わたし自身も、起業前はそう感じていました。
しかし堤香苗さんが集めたインタビューを読むと、これが完全な誤解であることがわかります。多くの成功している女性起業家たちが、実は「特別なスキル」ではなく「自分の経験」を事業化していたからです。
例えば、親の介護経験を活かして起業した女性。子育ての悩みを解決する講座を開いた女性。自分が苦しんだ人間関係の修復術を教える女性。
大切なのは「何ができるか」ではなく「何を経験してきたか」「その経験から何を学んだか」「その学びで誰を助けられるか」という視点です。この視点を持つことで、あなたの人生経験そのものが、事業の種になっていくんです。
起業のタイミングと「今」という選択
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わたしのところには、こんな相談がよく来ます。
「子どもがもう少し大きくなったら起業しようと思って」
「仕事が落ち着いたら、そのときに……」
「もう少し貯金ができたら本格的に」
つまり「準備が整ったら」という条件付きで、いつまでも決断が先延ばしになっている状態です。
『だから、私は起業した2』の女性たちは、皆さん「完全な準備」を待たずに始めています。むしろ「不完全だからこそ、今から始める」という判断をしていました。
年齢も、環境も、資金も「完璧」になる日は、実は来ません。大切なのは「今の自分にできることは何か」を見つめ、その小さな一歩を踏み出す勇気なんです。
わたしがよく言う「内側を整える」というのは、実はこのタイミングの恐怖に向き合い、乗り越える力をつけることでもあります。堤香苗さんのインタビュー集も、その「恐怖の乗り越え方」を具体的に示してくれているんです。
多様な女性たちのストーリーから学べること
『だから、私は起業した2』に登場する女性たちの背景は、本当に多様です。
既婚女性もいれば、シングルマザーもいます。子どもがいない人もいれば、複数の子育てをしながら起業した人もいます。転職経験者もいれば、ずっと同じ会社に勤めていた人もいます。
これって、とても大切な示唆を持っています。
つまり「起業に成功するための条件は、一つではない」ということです。あなたが「自分の環境では無理」と思ったことも、別の環境の誰かにとっては「その環境だからこそ強み」になるかもしれません。
多様なバックグラウンドの女性たちのストーリーを読むことで、あなたは「あ、自分の環境にも起業できる可能性がある」と気づくことができます。これは、数字や理論では得られない、心の底からの納得感なんです。
起業とは「社会への小さな貢献」から始まる
わたしが起業を志す女性たちと話していて感じるのは、彼女たちの「社会に貢献したい」という想いの強さです。
お金を稼ぎたいというよりは「誰かの役に立ちたい」「自分の経験を活かして誰かを助けたい」という内発的な動機が強いんです。
堤香苗さんのインタビューに登場する女性たちも、皆さんそういった想いから起業をしています。その想いが、起業を続ける原動力になり、やがてお金にも変わっていく。つまり「お金」と「貢献」は相反するものではなく、同じ一本の線でつながっているんです。
『だから、私は起業した2』は、その統合的な視点を、非常にリアルに示してくれています。女性起業家たちが「お金を稼ぐこと」に罪悪感を感じながらも、どうやってそれを乗り越えたか。その過程が描かれているからこそ、深い学びが得られるんです。
「だから、私は起業した」という決断の瞬間
このシリーズのタイトル『だから、私は起業した』。この「だから」という言葉が、わたしはとても好きです。
単に「起業した」のではなく「だから、起業した」——つまり、そこに理由があり、背景があり、そこに至るまでのストーリーがあるんだということです。
あなたも、何か心の奥底に「だから、私は……したい」という声を持っていないでしょうか。
それは「起業したい」かもしれません。「自分のビジネスを持ちたい」かもしれません。「人生をもっと自分でコントロールしたい」かもしれません。
その「だから」という理由を言葉にできたとき、あなたは既に半歩、起業へ近づいています。堤香苗さんの『だから、私は起業した2』は、その「だから」を見つめ直させてくれる、極めて実用的な羅針盤になってくれるでしょう。
ことのは出版の『女性起業家ゼミシリーズ』が示すもの
ことのは出版が『女性起業家ゼミシリーズ』を出版し続けている背景には、一つの信念があると思います。それは「女性たちの声を、ちゃんと記録して、次の女性たちへ渡したい」という想いです。
わたしたちが今、起業への一歩を踏み出すことができるのは、先輩起業家たちが自分たちの失敗も成功も、ありのままに語ってくれたおかげです。堤香苗さんのインタビュー集は、その「受け渡し」を象徴するような作品なんです。
本を読みながら、登場する女性たちの言葉に、あなたは何度も「あ、これ自分だ」と感じるはずです。その共感が、あなたの中にある「本当の声」を呼び起こしていくんです。
あなたの「だから」は何ですか?
ここまで、堤香苗さんの『だから、私は起業した2』についてお話ししてきました。
でも、最も大切な問いは、実は外部にはなく、あなたの内側にあります。
——あなたは、何のために起業したいのですか?
——あなたが本当に手に入れたいのは、お金ですか、それとも時間ですか、それとも自由ですか?
——あなたの人生経験の中で、他の誰かを助けられることは、何ですか?
『だから、私は起業した2』を読むことで、あなたは自分の「だから」と深く対面することになります。そして、その対面こそが、あなたを次のステップへ導いてくれるんです。
わたしがいつも言う「あなたの人生は、あなたが一番の主人公です」という言葉。この本を読むと、その意味がより深く理解できるようになると思います。
もし今、あなたが迷いを抱えているなら。もし「起業したい」という想いを持っていながら、一歩踏み出せずにいるなら。ぜひ、堤香苗さんのインタビュー集に耳を傾けてみてください。
そこに書かれているのは、あなたと同じように迷い、恐れ、それでも進んだ女性たちの、本当のストーリーです。その物語との対話の中で、あなたの内側の声が、さらにはっきり聞こえてくるはずですよ。
次の一歩へ
わたしが何度も目にしてきた景色があります。それは、本を読み終わった読者さんが「やってみようかな」という表情になる瞬間です。
ことのは出版の『女性起業家ゼミシリーズ 女性起業家ゼミシリーズ だから、私は起業した2』は、そうした瞬間をもたらしてくれる一冊です。
堤香苗さんが丁寧に集めた女性たちのストーリーは、あなたが「大丈夫、私にもできるかも」と感じるための、最高の教科書になるでしょう。
あなたの人生は、あなたが一番の主人公です。その主人公が、次にどんなストーリーを書くのか。その選択を応援しています。
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