坂田寛子『高額商品がどんどん売れる!女性起業家のためのセールスの教科書』を読んで、わたしが気づいた「売れない本当の理由」
「売ること」が怖くて、ずっと逃げていたわたしの話
正直に打ち明けると、わたしはかつて「セールス」という言葉が大嫌いでした。
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起業して間もない頃、「商品を売る」ということに対して、どこかうしろめたさを感じていたんです。「お金をもらうのは申し訳ない」「断られたら傷つく」「売り込みってなんか押しつけがましい」——そんな気持ちがぐるぐると頭の中を回っていて、せっかく作った商品やサービスをちゃんと届けられずにいました。
あなたにも、こんな経験はありませんか?
サービスを作ったのに、値段を書くのが怖くてDMを送れない。相談に乗るのは好きなのに、「お金をいただく」となった途端に手が止まってしまう。「売れたらいいな」とは思っているのに、「売ろうとする自分」に罪悪感を覚えてしまう。
もしそう感じているなら、今日の記事はきっとあなたに届くはずです。
今回は、坂田寛子さんの著書『高額商品がどんどん売れる!女性起業家のためのセールスの教科書』を通じて、わたし自身が気づいたことや、読んで変わったことをお伝えしたいと思います。
坂田寛子さんとはどんな人?セールスの教科書が生まれた背景
坂田寛子さんは、女性起業家向けのセールスコンサルタントとして活動されている方です。ご自身も起業家として試行錯誤してきた経験をお持ちで、「女性が無理なく自分らしく売れるようになるためのセールス」を伝えていることで知られています。
わたしがこの本を手に取ったきっかけは、あるオンラインのイベントで坂田さんの言葉を聞いたことでした。そのとき印象的だったのが、「セールスは相手への贈り物」という考え方。最初は少し驚きましたが、その言葉が頭から離れず、書籍を読んでみることにしたんです。
『高額商品がどんどん売れる!女性起業家のためのセールスの教科書』は、単なる「売り方テクニック本」ではありません。セールスに対する女性特有の心理的ブロックを丁寧に解きほぐしながら、「なぜ売れないのか」という根っこの部分から整理してくれる、とても誠実な一冊だとわたしは感じました。
女性起業家が高額商品を売れない「本当の理由」とは?
この本を読んで、わたしが最も衝撃を受けたのは、「売れない原因は、スキルでも実績でもなく、自分への信頼不足にある」という視点です。
多くの女性起業家が「まだ実績が足りない」「資格をもっと増やしてから」「もう少し準備してから」と先延ばしを繰り返しますよね。でも実際のところ、それは準備不足ではなく、「自分の価値を信じられていない状態」から来ていることが多いんです。
坂田さんはこの本の中で、セールスがうまくいかない女性に共通するパターンとして次のような点を挙げています(書籍の内容を参考にした要約です)。
- 価格を下げることで相手に「お得感」を与えようとする
- 申し込みがなかったとき、自分の人格を否定されたように感じる
- 相手の反応を先読みして、自分から諦める
- 「売り込んでいると思われたくない」という恐れから、伝えるべき情報を省いてしまう
あなたはどうでしょう?思い当たるものはありましたか?
わたし自身、これらのほぼ全てに「あ、これわたしのことだ」と感じました。特に「申し込みがなかったとき、自分を否定されたように感じる」という部分。これ、本当に辛いんですよね。だからこそ、傷つかないように自分からセールスを避けていた部分があったと気づきました。
「高額商品」を売ることへの罪悪感、どこから来るの?
この本の中でとても印象的だったのが、「高額商品を売ることに罪悪感を持つ女性は多い」というくだりです。
日本社会では、お金をもらうことに対して「遠慮する」「謙遜する」という文化が根づいています。特に女性は「自分の価値を主張すること」に対して、どこか「でしゃばっている」「欲張りに見えるかも」という感覚を持ちやすいと言われています。
でも、ここで一度立ち止まって考えてみてほしいのです。
あなたが誰かの悩みを解決できるサービスを持っているとします。そのサービスを安売りしたり、提供するのをためらったりすることで、本当に救えたはずの人を救えなくなる——これは果たして「優しさ」と言えるでしょうか?
坂田さんの言葉を借りれば、「正当な対価を受け取ることは、あなたのサービスの価値を正直に伝えること」なんです。安売りすることが謙虚さではなく、自分の価値を低く見積もることで相手にも失礼になる可能性がある——この視点は、読んでいてじんわりと胸に染みました。
セールスを「伝える行為」として捉え直すと、何が変わるか
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この本が他のセールス本と大きく違うと感じた点は、「セールスをビジネステクニックではなく、コミュニケーションとして捉えている」ところです。
坂田さんは、セールスとは「相手の問題をヒアリングし、自分のサービスがその問題を解決できるかどうかを一緒に確認する対話」だと定義しています。つまり、売り込みではなく「聞く行為」「共に考える行為」なんですね。
この考え方を知ったとき、わたしの中でずっとあったセールスへの抵抗感が、少しだけほぐれた気がしました。
「どうぞ買ってください」と押し込むのではなく、「あなたの今の状況を聞かせてください、もしかしたらわたしにお役に立てることがあるかもしれません」——そういう姿勢でいいんだと気づいたんです。
実際にわたしも、この考え方を取り入れてからセールスの場での緊張感がだいぶ変わりました。「伝わるかな」という不安より、「この人の話をちゃんと聞こう」という気持ちが前に出てくるようになったんです。
本書から学べる女性起業家のためのセールスの基本ステップ
本書の内容を参考にしながら、わたしなりに整理した「女性が無理なく実践できるセールスの基本的な流れ」をご紹介します。あくまでもわたしの解釈と実体験を交えた内容ですので、詳細は原書でぜひ確かめてみてくださいね。
ステップ1:自分の商品・サービスへの「確信」を持つ
セールスの前に最も大切なのは、「自分のサービスは相手の役に立てる」という確信です。迷いながら売ろうとしても、その迷いは必ず相手に伝わります。まず自分自身が「このサービスには価値がある」と腹から信じられる状態を作ることが出発点です。
ステップ2:相手の「今の状況」と「望む未来」を丁寧にヒアリングする
セールスは話すことより、聞くことの方が重要です。相手が今どんな悩みを抱えているのか、どんな未来を望んでいるのかを丁寧に確認することで、「自分のサービスがその橋渡しになれるかどうか」が見えてきます。
ステップ3:サービスの「価値」を、価格ではなく「変化」で伝える
高額商品を売るときに多くの人がやってしまうのが、機能の説明に終始してしまうことです。大切なのは「このサービスを通じて、あなたの生活や仕事がどう変わるか」という変化をイメージしてもらうこと。価格の説明より先に、「変化の物語」を届けることが重要です。
ステップ4:「断られること」を人格否定と切り分ける
申し込みがなかったとき、それはサービスが「今の相手に合わなかった」というだけのことです。あなたの価値が否定されたわけではありません。この切り分けができると、セールスへの恐怖心がぐっと和らぎます。
ステップ5:継続的な関係構築を前提にする
1度のセールスで全てを決めようとしないことも大切です。SNSやブログ、メルマガを通じて継続的に価値を届けていれば、「準備ができたとき」に自然と声をかけてもらえる関係が生まれます。
わたし自身が実践して変わったこと
この本を読んでから、わたしが具体的に変えたことが一つあります。それは、「サービスの案内文を書くときに、価格よりも先に『誰のためのサービスか』と『どんな変化が生まれるか』を書くようにした」ことです。
以前は、「このサービスは〇円です。内容は〇〇と〇〇です」という説明から始めていました。でもそれを「もしあなたが〇〇に悩んでいるなら、このサービスはあなたのためにあります。一緒に〇〇を手に入れましょう」という書き方に変えたんです。
すると、問い合わせの質が変わりました。「価格が高いですね」という反応より、「これ、わたしのことみたいです」という言葉が増えたんです。売るための言葉ではなく、届けるための言葉に変えたことで、受け取ってくれる人との出会い方が変わった感覚があります。
これは一例ですし、すべての方に同じ効果があるとは言い切れません。でも、セールスへの向き合い方を変えることで、発信そのものが変わっていく実感はたしかにあります。
「売ること」は「届けること」——内側の整え方が、外側の結果を変える
わたしがこのブログで繰り返し伝えているのは、「内側を整えれば、外側はついてくる」という考え方です。
セールスも同じだとわたしは感じています。技術やスクリプトより先に、「自分のサービスには価値がある」「相手の役に立てる」という内側の確信を育てることが、一番の近道です。
坂田寛子さんの『高額商品がどんどん売れる!女性起業家のためのセールスの教科書』は、そのための気づきをたくさん与えてくれる一冊だと感じました。「セールスが怖い」「売ることが苦手」と感じている女性起業家の方に、特に届いてほしい本です。
起業したいけれど「自分のサービスをどう売ればいいかわからない」というあなたにとって、この本はきっと大きなヒントになるはずです。
今日から一つだけ試してみてほしいこと
最後に、あなたへの問いかけです。
今、あなたが持っているサービスやアイデアは、誰かの悩みを解決できるものですか?
もしそうなら、それを「届けないでいること」は、相手にとっても損失かもしれません。
今日はまず一つだけ試してみてください。自分のサービスや提供できる価値を、「誰の、どんな悩みを、どう解決できるか」という3つの視点で書き出してみましょう。この小さな一歩が、「売ること」への向き合い方を少しずつ変えてくれます。
大丈夫、あなたにはもう全部ある。
セールスは押しつけじゃなくて、届けることです。あなたの内側にある確信が、相手の心に届く言葉を生み出してくれます。
あなたの人生は、あなたが一番の主人公です。
一緒に、自分らしい起業の形を見つけていきましょう。
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