「私には、まだ早い」——そう思っていたあの頃のわたしへ

正直に言うと、わたしも一時期、同じような言葉を自分にかけ続けていました。

挑戦し続ける20人の女性起業家が伝える自分らしく生きるためのエッセンスを詳しく知りたい方はこちら

「まだスキルが足りない」「もう少し準備してから」「失敗したらどうしよう」——。頭の中でその言葉たちがぐるぐると回って、結局また一日が過ぎていく。そんな時期が、確かにありました。

だから、あなたが今「起業したいけれど怖い」「自分には何もない気がする」と感じているなら、その気持ち、わたしにはとてもよくわかります。

今日紹介したいのは、Rashisa出版が編集した書籍『挑戦し続ける20人の女性起業家が伝える自分らしく生きるためのエッセンス』です。この本を手に取ったとき、わたしの中で何かがじわりと溶けていく感覚がありました。

その感覚を、あなたにも届けたくてこの記事を書いています。

この本が、普通の起業本とまったく違う理由

世の中には「起業ノウハウ本」があふれています。集客の方法、SNSの運用術、ビジネスモデルの設計……もちろん、そういった情報も大切です。でも、多くの女性が本当に必要としているのは、もっと根っこの部分なんじゃないかとわたしは感じています。

「なぜ起業したいのか」「どんな自分になりたいのか」「怖くても進めるマインドはどこから来るのか」——この本が語るのは、まさにそういった内側の部分です。

20人の女性起業家たちが、それぞれの実体験をもとに書いたエッセンス集。華やかな成功談だけではなく、迷い、失敗、葛藤、そして再起の物語が、丁寧に綴られています。

読み進めながら何度も「あ、これわたしのことだ」と思ったのは、きっとわたしだけではないはずです。

20人のリアルな声が教えてくれたこと

この本で特に心に響いたのは、成功した後の話ではなく、「動き出す前の葛藤」を丁寧に描いている部分です。

登場する女性起業家たちは、決して最初から自信満々だったわけではありません。会社員として働きながら「このままでいいのか」と悩んだ人、家族に反対されながらも諦めきれなかった人、一度失敗して立ち止まった人——そういうリアルな背景を持つ女性たちが、それでもなぜ起業という道を選んだのか、その理由が一人ひとりの言葉で語られています。

たとえば、こんな問いがあります。「あなたが今の仕事を続けながら感じている『何か違う』という感覚は、本物ですか?」

この問いを読んだとき、わたしはしばらく本を置いて考えました。その感覚を無視して生きることのほうが、実はずっとエネルギーを消耗することなのかもしれない——そんな気づきが、静かに降りてきた瞬間でした。

「スキルがない」は思い込みかもしれない、という視点

「私には特別なスキルも実績もないから無理」——これは、多くの女性が心の中で抱えている声です。わたしも、かつてそう思っていました。

でも、この本を読んで気づいたことがあります。それは、スキルとは「今あるもの」だけではなく、「これまでの経験の積み重ね」の中にもあるということです。

たとえば、事務職として働いてきたなら、段取り力や正確さへのこだわりは立派な強みになります。人の話をじっくり聞くのが得意なら、それはコーチングやコンサルの土台になります。趣味で料理を続けてきたなら、そのこだわりはコンテンツの核心になりえます。

この本に登場する20人の女性たちも、最初から「これで起業する!」と決まったスキルを持っていたわけではありません。自分のなかにあるものに少しずつ気づいていきながら、形にしていった人たちです。

中小企業庁の調査によると、女性起業家の割合はここ数年で増加傾向にあり、起業時に特別な資格を持っていなかった女性起業家も少なくありません。必要なのは、完璧なスキルセットではなく、「自分の経験を誰かの役に立てる形に変えていく意志」なのかもしれません。

「自分らしく生きる」って、具体的にどういうこと?

「自分らしく生きる」という言葉は、とても魅力的に聞こえます。でも同時に、少し曖昧で捉えにくいと感じる人もいるかもしれません。「自分らしさって何?」「私にはそれがわからない」という声も、よく耳にします。

この本が示唆しているのは、「自分らしさ」は最初から完成しているものではなく、行動の中で少しずつ見えてくるものだということです。

わたし自身の体験から言うと、自分らしさに気づいたのは「これが好き」「これは違う」という小さな感覚を積み重ねていったあとでした。完璧な答えを先に出そうとするのではなく、一歩踏み出した先で「あ、これだ」と感じる瞬間がある。そのプロセス自体が、自分らしさを育てていくのだと思っています。

この本に登場する女性起業家たちも、「自分らしさ」を先に定義してから動いたのではなく、動きながら輪郭が見えてきたと語っています。そのプロセスが丁寧に書かれていることが、この本の大きな魅力のひとつです。

起業の怖さは「行動しない理由」ではなく「行動する燃料」になる

挑戦し続ける20人の女性起業家が伝える自分らしく生きるためのエッセンスを詳しく知りたい方はこちら

「失敗したらどうしよう」「夫や家族に何と言われるだろう」「やっぱり自分には無理だったと証明してしまいそうで怖い」——こういった恐怖は、起業を前にしたとき、多くの女性が感じるものです。

でも、この本を読んで改めて気づいたのは、怖さは「動くな」というサインではなく、「それだけ本気で望んでいる」というサインである可能性が高いということです。

まったく関心のないことに対して、人は怖さを感じません。怖いということは、それが本当に大切だから。この本の中でも、複数の女性起業家が「怖かったからこそ、そこに宝があった」というニュアンスで自分の経験を語っています。

わたしは、この視点の転換がとても重要だと感じています。恐怖を「行動しない言い訳」として使うのか、「本気の証明」として受け取るのか。その解釈ひとつで、見える景色がまったく変わるからです。

もちろん、無計画に会社を辞めることを勧めているわけではありません。副業や小さな実験から始めることで、リスクを最小限に抑えながら自分の可能性を試す方法はたくさんあります。起業の初期費用は実は10万円以下でスタートできるケースも多く、まず試してみるという姿勢が大切です。

この本から学んだ、わたしが実践している3つのこと

この本を読んでから、わたしが意識的に取り組んでいることを3つ、正直にお伝えします。

1. 朝の「内側チェック」を習慣にする

毎朝5分、「今日の自分はどんな状態か」を静かに確認する時間を持つようにしました。ヨガや瞑想が苦手な方でも、ただ目を閉じて深呼吸を3回するだけで構いません。内側の状態を整えてから動き始めることで、行動の質が変わる実感があります。

2. 「何者でもないわたし」を起点にする

肩書きや実績ではなく、「わたしはどんな経験をしてきたか」「何に心が動くか」を言語化する練習を続けています。NotionやPaper、手帳でも構いません。書き出すことで、自分の中にあったものが見えてきます。

3. 小さな行動を「実験」として楽しむ

「成功か失敗か」で判断するのをやめて、「これは実験だ」と思うようにしました。stand.fmで音声配信を試してみる、Canvaでデザインを作ってみる、ストアカで小さな講座を開いてみる——そういった小さな実験を積み重ねることが、自信の土台になります。

あなたへの問いかけ

少し立ち止まって、自分に聞いてみてください。

「もし失敗しても大丈夫だと100%わかっていたら、わたしは何を始めているだろう?」

この問いの答えが、あなたの「自分らしい起業」への糸口になるかもしれません。

日曜日の夜、翌日の仕事のことを考えながら一人でいるとき——「このままでいいのかな」という声が聞こえてきたなら、それはあなたの内側からの大切なサインだと思っています。その声を、どうか無視しないでください。

この本を、どんな女性に読んでほしいか

Rashisa出版編の『挑戦し続ける20人の女性起業家が伝える自分らしく生きるためのエッセンス』は、以下のような女性に特におすすめしたい一冊です。

・起業に興味はあるけれど、「私には無理かも」という気持ちが先に来てしまう方
・会社員として働きながら「このままでいいのか」と感じている方
・一度失敗して、また挑戦する勇気を探している方
・成功した人の華やかな話ではなく、等身大のリアルな起業ストーリーを読みたい方

ノウハウ本ではなく、「内側の火を灯してくれる本」という表現が、この書籍にはぴったりだとわたしは感じています。

まとめ:整った内側が、豊かな外側を引き寄せる

この本を通じて、改めて確信したことがあります。それは、「整った内側が、豊かな外側を引き寄せる」ということ。

起業を目指すとき、わたしたちはつい「何をするか」「どう稼ぐか」という外側の問いから入りがちです。でも本当は、「なぜ起業したいのか」「どんな自分でありたいのか」という内側の問いが、その後のすべての判断の土台になります。

この本に登場する20人の女性起業家たちは、それぞれ違う形で、その内側の問いと向き合い続けた人たちです。彼女たちの言葉は、難しい理論ではなく、あなたの心にまっすぐ届く温かさを持っています。

大丈夫ですよ。あなたにはもう、始めるための種がちゃんと宿っています。

あなたの人生は、あなたが一番の主人公です。その主人公の物語を、どうか自分の手で書いていってください。

この記事を読んでくれたみのりの読者さんが、今日ひとつでも小さな行動を起こせたら——それがわたしにとっての一番の喜びです。

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